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夢の役割

 ある学者の夢についての文章を読みました。そこには、フロイトやユングの理論とは全く別物の解釈があり非常に興味をそそられました。

 その学者によればの内容自体を解釈する必要はなく、というものは問題にぶつかったときの解決法(自身の変化を含む)をシミュレートしている活動であり、そういった夢の中での解決法を模索する活動をもつことでの精神的に行き詰まることなく、私たちは安定した精神を保つことができるというものなのです。

 問題にぶつかっても覚醒しているときに頭の中でシミュレートもでき現実に解決してゆける人は夢自体をあまり見ず、問題を抱えたまま眠りにはいるとが問題を解きほぐし、現実には解決しなくても精神的なストレスをため込むことを防いでいるというのです。

 おもしろい話ですね。

 こういった、の問題解決シミュレート機能が何らかの問題で機能しなくなると、うつや不安障害といった精神的な問題を生ずるというのです。不眠が続くとうつになる人が多いというのも、こういった説と全く関係がないわけではないかもしれません。


 いずれにしても、現実の世界を問題解決思考でポジティブに生きてゆくことがもっとも大切なことだと思いました。というのは外傷性ストレス障害(PTSD)をきたしてもおかしくないような経験をした人においては、現実的に問題を解決する指向の強い人は悪夢もみる傾向が少なく精神的な問題を抱えずにすむことが多いのだそうです。

 結局、現実的な問題に関してはそこから逃げることなく時間をかけても現実的に解決してゆくしかないのでしょう。


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